参議院選挙
参院選終わりましたね。
めずらしく、政治のことを書きたいと思います。
めずらし過ぎて似合いませんが(笑)。
僕の専門分野ではないので、一人の有権者の独り言と思ってください。
偉そうに書きますが、反応していただいても、僕からのリアクションは基本なしです。

今回の選挙結果を受けて、政府は当然、アベノミクスといわれる経済政策を推進、TPPも参加に向かうでしょう。
で、原発再稼働、消費税増税にも進んでいくんでしょうね。電力会社が原発再稼働に動く口実はできました。
改憲は2/3に届いていないので、いますぐに動くことは難しいのかな。
これが選挙の結果なので、そうなるんだと思うんですが、国民の意思は本当にそうなんでしょうか。
有権者は今回の投票で具体的にどんな意思表示をしたのか。
これは議席数より比例区の得票率の方が、より正確に分かると思うんですよね。
自民 34.7%
公明 14.2%
民主 13.4%
維新 11.9%
共産 9.7%
みんな 8.9%
社民 2.4%
昨年末の衆院選と比べても自民の得票率は大きく伸びていて、安倍政権が高く評価されているのは間違いありません。
ただ、評価されているのはアベノミクスで、そのほかの政策については是是非非。それが、この結果だと思うんです。
公約を全面的に支持できる候補者や政党はなかなか無いだけに、投票先を決めるのは難しい。
そこで自分の考えに一番近い政党に投票した、と仮定すると、政党別の比例区の得票率が各政策についての有権者の支持率と受けとることもできます。
そこで、各方面の世論調査や公約に照らしてみると、TPPと消費税は判断が難しいところですが、原発は推進ではなくゼロを目指すべきで、改憲はNoではなく微妙=時期尚早=もっと議論を深めましょう、ってことだと思います。この辺はしっかり受け止める必要があると思います。
ねじれ解消。
衆参で与党が過半数を獲得したわけで、当面の日本は与党に託されました。おそらく長期政権になるでしょうし、与党が選挙戦で訴えていた安定した基盤は十二分に得られました。ここからが大切で、言い訳はできません。そして、政権基盤が安定したということは、同時に、政治の結果には政府与党が責任を負うということでもあります。
安倍総理にはその責任感を持って政権を担ってほしいし、そういうつもりで見守っていきたいです。
そして、上に書いたように、全ての政策が認められたわけではないことも肝に銘じてほしいです。
小選挙区で得た議席数を振りかざしていけば、有権者は3年後に別の選択をするかもしれません。小選挙区制度は、得票のわずかな差が議席数では大きな差になることを忘れてはいけません。
いろいろな意味で、安倍政権には、比例区で示された国民の声や今後の世論調査の結果などにしっかりと耳を傾けながら、ぜひ謙虚な気持ちで頑張って、国民の期待にこたえてほしいと願っています。
めずらしく、政治のことを書きたいと思います。
めずらし過ぎて似合いませんが(笑)。
僕の専門分野ではないので、一人の有権者の独り言と思ってください。
偉そうに書きますが、反応していただいても、僕からのリアクションは基本なしです。

今回の選挙結果を受けて、政府は当然、アベノミクスといわれる経済政策を推進、TPPも参加に向かうでしょう。
で、原発再稼働、消費税増税にも進んでいくんでしょうね。電力会社が原発再稼働に動く口実はできました。
改憲は2/3に届いていないので、いますぐに動くことは難しいのかな。
これが選挙の結果なので、そうなるんだと思うんですが、国民の意思は本当にそうなんでしょうか。
有権者は今回の投票で具体的にどんな意思表示をしたのか。
これは議席数より比例区の得票率の方が、より正確に分かると思うんですよね。
自民 34.7%
公明 14.2%
民主 13.4%
維新 11.9%
共産 9.7%
みんな 8.9%
社民 2.4%
昨年末の衆院選と比べても自民の得票率は大きく伸びていて、安倍政権が高く評価されているのは間違いありません。
ただ、評価されているのはアベノミクスで、そのほかの政策については是是非非。それが、この結果だと思うんです。
公約を全面的に支持できる候補者や政党はなかなか無いだけに、投票先を決めるのは難しい。
そこで自分の考えに一番近い政党に投票した、と仮定すると、政党別の比例区の得票率が各政策についての有権者の支持率と受けとることもできます。
そこで、各方面の世論調査や公約に照らしてみると、TPPと消費税は判断が難しいところですが、原発は推進ではなくゼロを目指すべきで、改憲はNoではなく微妙=時期尚早=もっと議論を深めましょう、ってことだと思います。この辺はしっかり受け止める必要があると思います。
ねじれ解消。
衆参で与党が過半数を獲得したわけで、当面の日本は与党に託されました。おそらく長期政権になるでしょうし、与党が選挙戦で訴えていた安定した基盤は十二分に得られました。ここからが大切で、言い訳はできません。そして、政権基盤が安定したということは、同時に、政治の結果には政府与党が責任を負うということでもあります。
安倍総理にはその責任感を持って政権を担ってほしいし、そういうつもりで見守っていきたいです。
そして、上に書いたように、全ての政策が認められたわけではないことも肝に銘じてほしいです。
小選挙区で得た議席数を振りかざしていけば、有権者は3年後に別の選択をするかもしれません。小選挙区制度は、得票のわずかな差が議席数では大きな差になることを忘れてはいけません。
いろいろな意味で、安倍政権には、比例区で示された国民の声や今後の世論調査の結果などにしっかりと耳を傾けながら、ぜひ謙虚な気持ちで頑張って、国民の期待にこたえてほしいと願っています。
- 2013.07.22 Monday
- DIARY
- 12:50
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- -
- by 節丸 裕一